街角のお米屋さん 所在地 八幡山柴 街角の風景は、人々の暮らしと深く繋がっています。幾年月を重ねた風景は、いつしか、そこにあるのが当然のように、地域の一員になっています。 八幡山柴のお米屋さん・・・「八幡食糧」の看板は、まさに地域の「食」を支えてきました。軒先に停められた古くて厳つい自転車は、各家庭へおいしいお米を数え切れないぐらい運んだことでしょう。その風景が姿を消し、その場所は今、更地となりました。もう、そこに会えないという込み上げてくる寂しさは、心の中にもポッカリと空いた更地ができてしまったからで、そこが私たちにとって大切な場所であったことに今、気がつくのです。 街角のお米屋さんの絵は、まちの風景の大切さを思い起こさせてくれる一枚でもあります。(絵と文: 小山嘉巳)
by y-rekitan
| 2012-07-28 12:00
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