なごやかに、探究する会が発足 ― 2010年4月6日 志水公民館にて ― 八幡の歴史を探究する会 事務局 4月6日(火)の昼下がり、正法寺境内の桜が満開に咲きほこる中、向かいの志水公民館にて八幡の歴史を探究する会が発足しました。司会は石野さん。軽妙な語り口調で会が始まりました。 まず、この日に至る経過と会の趣旨を土井が大略以下の様に報告しました。 「ここ数年八幡に暮らし、先学に導かれる中で、八幡には歴史や文化財が満ち溢れていることに気付きました。そして、それらがまだまだ解明されず謎に包まれていることも知りました。その内に、地域に眠っているそれらの歴史を市民の方たちみんなで勉強すればどれだけ愉しいかと思うようになったのです。 幸い、八幡市教委の文化財調査の成果は勿論、郷土史会の石碑の研究、石清水八幡宮や松花堂研究会などの蓄積(最近できた古文書の会もその一つ)があり、何より八幡の歴史を愛してやまない多数の市民がいます。それらの方々に声をかければ希望は見えてくると確信するに至ったのです。 やるなら年度初めの今をおいてない。拙速の感は否めませんが、会場確保のためのサークル要員10名を集めようと動き出すと予想をはるかに超える反響でした。みなさん方の英知を結集して実りあるサークルにしてゆきましょう。」 続いて、出席者全員に八幡の歴史に対する思いや関心あるテーマなどを披露してもらいました。かいつまんで紹介します。(出席者、16名) 「私は、こよなく八幡の歴史を愛してきたという自負がある。その思いを持つ方々とこうやって一同に会しワクワクしている。どうぞよろしく。」 続いて、土井が、「八幡史の謎」の例と参考文献を紹介。この日に出席できなかった方々には同封させてもらっています。次に、年間計画が話し合われ、以下の点が確認されました。 要は、三本柱で活動を進めるということです。 ①講演会をもつ。ただし、聞きっぱなしではなく、質疑をかわし、交流をする中で八幡の歴史の謎を探究する姿勢を大事にする。 ②現地見学など、足で確かめ、地元に残っている史跡や資料を掘り起こし学びあう。 ③会員自身が発表し、学びあう。―私たちは歴史の専門家ではない。けれども、地域の歴史を学ぶという点で「専門家」とは対等である。専門家から学びながらも、市民の視点を大事にし、地域の歴史から学んだことは地域に返すということをモットーにしたい。 最後に、諸連絡がなされました。 一つは会費です。毎回、ニュースレターを発行しますので、通信費として年間1000円徴収させていただきます。また、部外者を呼んで講演を依頼する場合には、資料代おび参加費をその都度徴収することが提起され了承されました。 組織として、会長など決めなければいけませんが、名前とお顔が一致するまでは保留とし、当面、会場手配、講師との連絡、チラシの配布などは事務局として土井を中心に動いて行くということが確認されました。 お願い 懸案事項が生じた場合、必要に応じて運営委員会的なものを開き、処理しないといけません。我はと思う方は積極的に名乗り上げてください。 お知らせ 4月9日、是枝さんと土井とで市教委に赴き、会の発足を伝え、さっそく講師派遣を依頼しました。その結果、5月の講演会については、以下のように決まりました。 5月11日(火)午後1時より、文化財保護係の係長である大洞さんが、遺跡から出土した遺物(例えば、線刻瓦・「小塔」など)を持参し、古代の男山東麓の集落や八幡宮寺の門前町の形成などについてお話するということです。会場は志水公民館。座席に限りがあります。参加希望の方はチラシにありますように、できるだけ事前申し込みをお願いします。
by y-rekitan
| 2010-04-28 12:00
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