◆会報第30号より-02 八幡歴史カルタ

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《例会報告》
「八幡歴史カルタ」読み札の決定
― 2012年9月  山柴公民館にて ―


 9月19日、山柴公民館にて9月例会が開かれました。テーマは、八幡歴史カルタの選考(写真)です。
 望月充郎さんのあいさつに続いて、安立俊夫さんがこれまでの経過と選考の手順について説明しました。安立さんは、それぞれの作品について、場所や時代、人物について分析し、選考のポイントを図や表を示しながら提示しました。

f0300125_1428317.jpg また、作品全体の傾向が、歴史より観光にウエイトが置かれていることや、八幡らしさが抜け落ちている等の指摘が参加者からもなされ、必ずしも票数が多いから選ばれるということをしないで、全体的なバランスを考えて選考することが確認されました。
 土井の司会で、一つひとつのカルタの内容が吟味され、話し合いや多数決によって44句の作品が選ばれました。但し、今後、字句の一部修正はあり得ると思います。参加者16名
  足が立ち 神社を建てた 和気清麻呂
  いにしえを 今につたえる 放生会
  海鎮め 航海守る 五輪塔
  エジソンが 灯火(あかり)ともした 八幡竹
  男山 四十八坊 いまどこに
  川口の 天満宮にて 連歌三昧
  木津川の 白き砂かな 流れ橋
  国境 烽火(のろし)の煙 男山
  結縁(けちえん)を 願う阿弥陀の 正法寺
  講田寺 淀川見下ろす 地蔵尊
  咲きほこる 椿の園の 松花堂
  志水家の 娘亀女が 義直を生む
  水月庵 藪を抜ければ 円福寺
  善法寺 娘良子は 義満の母
  空高く 竜駆け上がる 神應寺
          ※「竜」は淀屋辰五郎の戒名「潜龍軒云々」より
  たぬき今 どろ松稲荷と まつられる
  鎮守社の 高良にとどろく 太鼓かな
  月夜田の 名前に負けず 八角堂
  寺の跡 参詣路に ここかしこ
  鳥羽伏見 橋本の街焼き 戦い終わる
  直條(なおえだ)の 願いかなって 八幡八景
  二の鳥居 猪鼻坂は 今はなき
  ぬばたまの 夜に月待つ 安居橋
  寝ずの番 水で悩んだ 防賀川
  信長が 社護(やしろまも)って 金樋(きんとい)献上
  橋本の 街道沿いに 渡し跡
  飛行機の 無事を見守る 二宮忠八
  蕪村が詠んだ やぶ入りの鳩
  弁天と 地蔵の輝く 忍澂寺
  洞ヶ峠 筒井来ずして 明智来る
  松のあと 背割堤の 桜かな
  美濃山に 眠れる古代 目を覚ます
  向い合う 鳩と若竹 八幡の市章
  めじろ呼ぶ 常昌院の 紅椿
  紅葉寺(もみじでら)高野街道 善法律寺
  薬薗寺(やくおんじ) 如来の微笑み 天女の誘い
  湯澤山(ゆだくさん)で 寺号茶紅蓮寺(ちゃくれんじ)よ
  淀屋邸 豪商の夢 今に伝えて
  洛南の 名園・茶室 松花堂
  利休とも 語りあったか 瀧本坊
  類焼を のがれて神座 大住へ
  連子窓 ゆかしく並ぶ 高野道
  ろうそくの 灯り誘(いざな)う 灯燎華(とうりょうが)
  湧き出(い)でる 名水ありて 石清水


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by y-rekitan | 2012-09-28 11:01 | Comments(0)
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