◆会報第52号より-07 歴史サイクリング①

シリーズ「自転車で巡る名所案内」・・・①
自転車で八幡東部の名所を案内!
― Bコース ―

 歴史探訪サイクリング担当 (会員) 


 7月6日、日曜日。京阪八幡駅前に25歳の若者から70歳近い老齢の方まで一行10名が集まった。八幡の歴史を探究する会が初めて実施する自転車ツアーである。
 従来、八幡の観光案内と云えば男山東麓の旧東高野街道を往復するルートが一般的であった。しかし、八幡東部に広がる田園地域にも結構見所が多く、自転車で巡れば立ち寄ることができる。鳥羽伏見の戦いで、一時、大住村に避難していた八幡大神が還幸する時に立ち寄ったことから名前のついた戸津八幡神社。ところが、境内の石灯籠の年代は結構古い。そんなことを確認しながら内里の集落へ。f0300125_1524739.jpg立派な屋並みの外れに内神社がある。ここは、南九州の隼人との関連が指摘され、社殿も豪華である。上奈良村の鎮守社である御薗神社はずいき祭りで知られ、境内の狛犬は八幡で一番古い。そして、流れ橋へ。昨年9月の大水で流されたものの今年6月に復旧。日差しをよけて橋げた下でお弁当。午後は旧庄屋の伊佐家と川口天満宮により、八幡に戻る。そこで雨に降られ、頓宮周辺の見学は割愛された。全長16㎞の行程であったが見所が多く、快い疲れが全身にしみ渡った。
 次回は9月7日(日)。今度は橋本・楠葉を経て洞ヶ峠にいたり、中ノ山墓地や松花堂庭園を巡って東高野街道沿いを駅前に帰るコース。以後、奇数月の第一日曜日に実施する。問い合わせは土井へ(075-983-5278)。

          
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歴史探訪サイクリング参加録

山岡 弘明 (枚方市) 

 生憎の曇天の下、八幡市駅前からスタートして八幡東部の川口、下奈良、内里、上津屋を巡った歴史探訪サイクリング。これまで一度は通り過ぎたことがある場所がほとんどでしたが、意外な八幡の歴史の奥深さと参加者の皆様の博識ぶりに終始驚かされました。
 八幡の歴史を探究する会のイベントには今回が2度目の参加となりましたが、仕事の関係で楠葉に住みはじめてようやく2年が経過した私は、まだまだ八幡にとって「ヨソモノ」。そんなヨソモノの私にとって、この探究会の楽しみは、八幡の歴史という極めて個別的・具体的な事象を、如何に一般化・抽象化して考えられるかにあると思います。例えば、上津屋の流れ橋。簡素な木造の橋は、時代劇の撮影でもお馴染みの場所です。しかし、参加者の話によると、江戸時代には幕府の統制の下、橋を自由に架けることができなかったため、流れ橋はなかったそうです。また、当時重要だった木津川の水上輸送の観点からも、橋があるとむしろ船の航行の邪魔になったとさえ考えられたそうです。
 このように、今回、歴史の本当の面白さというのは「行って、見て、聞いて」みないとわからないと痛感したサイクリングとなりました。皆様も是非ご参加頂ければ、想像以上の歴史体験が待っていると思います。(2014・7・6)


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by y-rekitan | 2014-07-28 06:00 | Comments(0)
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