◆会報第61号より-06 総会

2015年度の総会が開かれました!


 4月例会に先立ち、午後1時から松花堂美術館の講習室において2015年度の総会が開かれました。
 総会には、八幡市教育委員会より教育長の祝辞が届けられました。紙上にて紹介します。

平成27年度八幡の歴史を探究する会総会 祝辞
 本日、八幡の歴史を探究する会の総会が多くの方々の参加のもと、盛会のうちに開催されますこと心よりお慶び申し上げます。
 平素は、是枝顧問をはじめ会員の皆様方には、本市の歴史を熱心に探究され、その成果を文化祭や報告会などで発表されるなど、歴史文化の向上にご尽力いただいておりますことに、心から敬意を表する次第でございます。
 さて、貴会が発足して5年が経過し、毎月いただく会報を通して、会員の皆様の活動がより一層活発に行われているようお見受けいたします。
 地域史の探究は、まちづくりの重要な要素のひとつであると思います。
 そのためにも、皆様方の手によって、八幡の歴史が解明され、市民がそれを知ることによって、自分自身の故郷に愛着が生まれ、それがまちの発展につながるものと確信いたしております。
 皆様方におかれましては、今後とも地域史研究の発展にご尽力いただきますことを願っております。
 結びにあたりまして、本日の総会が実り多いものとなりますことを、そして八幡の歴史を探究する会のますますのご発展と、本日お集まりの皆様方のご活躍・ご健勝を祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
平成27年4月19日
      八幡市教育委員会 教育長  谷口 正弘

 議長は安立俊夫さん。まず、前年度の活動報告がなされました。 2014年度の例会は以下の通り。

(1)例会活動
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〇4月例会【講演と交流の集い】
   「石清水八幡宮の年中行事と庶民信仰」
   講師 西中道氏   参加者66名。
〇5月例会【シンポジウム】
   「門前町の八幡今・昔」 飛行神社資料室にて
      (東高野街道八幡まちかど博物館と共催)
   シンポ「門前町の八幡の今と昔」
      堀尾行覚氏(単伝庵住職)・吉岡久江さん・柏村昌男さん
      参加者46名。
〇6月例会【講演と交流の集い】
   「八幡を掘る-山上山下の発掘調査から-」
   講師;大洞真白氏  参加者52名。
〇7月例会【歴史探訪ウオーク】
   「対岸のまち山崎・大山崎をめぐる」 参加者37名。
〇8月例会【講演と交流の集い】
   「神国論の系譜-石清水八幡宮と天下人-」
   講師 鍛代敏雄氏  参加者50名。
〇9月例会【講演と交流の集い】
   講演 「地誌に見る八幡」
   講師 伊東宗裕氏  参加者63名。
〇10月例会 【会員研究発表】
   「『安居頭諸事覚』を読む」
   報告者 谷村勉氏 参加者37名
〇11月例会 【講演と交流の集い】
   「中世大山崎の商業活動について」
   講師 福島克彦氏   参加者33名
〇12月例会 【歴史探訪ウオーク】
   コース;泰勝寺→善法律寺→法園寺 参加者29名
〇1月例会 【講演と交流の集い】
   「史跡 松花堂庭園の成立」
   講師 竹中友里代氏  参加者50名
〇2月例会 【講演と交流の集い】
   「二宮忠八と八幡」
   講師 友田享氏  参加者47名
〇3月例会 【歴史探訪ウオーク】 
   「橋本の歴史(Ⅱ)平野山・西山を歩く」
   コース; 猿田彦神社→講田寺→交野天神社→足立寺史跡公園
   参加者64名

(2)例会以外の活動
 今年度は、「自転車で巡る八幡の名所」や「お気軽歴史講座」にとりくみ、それなりの成果を上げた。但し、参加者は予想に反して少なかった。
 団体として登録している公民館のフェスティバル、あるいは八幡市文化協会が主催する「市民文化祭」に参加して、「八幡の歴史人物クイズ」に取り組んだ。f0300125_17313398.jpg八幡にちなんだ歴史上の人物をとりあげ、クイズ形式で取り組んでもらうものである。市民文化祭では、100名以上の市民の参加が見られ、会員を増やすなどの成果をあげた。また、年末に開催された「やましろ地域交流フェスティバル」に初めて参加し、山城地域のNPOの団体と交流をもつことができた。
 八幡市生涯学習センターとの共催で、「『男山考古録』を読む会」を開催して2年が過ぎ、八幡の歴史に関する知見を広めることがでできた。

(3)会報の充実
 今年度も毎月会報を発行し続け、連載記事など充実した内容を会員内外に届けることができた。会員および読者より、会報が面白い、ためになるという声に励まされてのことである。
 主な連載は以下の通り。
    「わが心のまち」;小山嘉巳氏
    「伊佐家の暮らしとしきたり」;伊佐錠治氏
    「墓石をたどる」;谷村勉氏
    「石清水八幡宮の歴史Q&A」;西中道氏(石清水八幡宮禰宜)
    「女郎花と頼風―物語はどのように生まれたか」;土井三郎氏
    「松井横穴群関連」;野間口秀國氏
    「御園神社関連」;大田友紀子氏
    「八幡八景について」;安立俊夫氏

(4)出版活動への取り組み
 2014年3月より、出版事業に着手した。八幡の子どもたちや若い世代に八幡の歴史や文化の魅力を伝えることが目的である。制作委員会を中心に、八幡市や石清水八幡宮、松花堂庭園・美術館などにも働きかけ推進してきた。八幡市や教育委員会などのバックアップもあり、数多くの会員内外の有志の方々に支えられ、今秋には上梓するめどがたった。会の活動の節目を飾るものとして銘記したい。
 例会参加者は延べ574名で、会員数は133名に達した。(昨年実績105名)

続いて、以下の通り、2015年度の活動方針が提案されました。
  1. これまで同様に、三本柱の活動(会員の研究発表・現地見学・研究者の講演)を進める。出版事業を成功させ、普及活動に取り組む。
  2. 会報は、これまで通り、例会の概要だけでなく、広く八幡の歴史や文化の発信をする媒介となるよう努力する。そのために、例えば「ひょっこり訪問記」をシリーズ化して、八幡の歴史や文化に深く関わっている方に登場していただく。一方で、広く会員相互の交流を深めるなど親しみやすいものにしていく。
  3. 最近、ネット予約やネットを通じた問い合わせが増え、ネットによって貴重な情報がもたらされるなど、貴重な媒体になっている。それをふまえ、更に活用を推進するとともに、その落とし穴にも留意する。
  4. ふるさと学習館(文化財保護課)をはじめ、生涯学習センターや文化協会、まちかど博物館協議会、郷土史会などと連携し、様々な企画や催しもの等に協力する。また、山城郷土資料館や市外の団体・諸施設と交流を深める。
 その後、2014年度の会計報告と2015年度の予算案が示され、出口修さんが会計監査報告をなさいました。
 続いて、高田昌史さんから会則の一部改定が提案されました。幹事のほかに顧問を置くというものです。質疑応答の後、採択がなされました。その後、是枝昌一さんが退任の挨拶をなさいました。新役員は次号にお知らせします。


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by y-rekitan | 2015-04-28 07:00 | Comments(0)
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