―江戸時代の八幡道標― の発刊にむけて 「八幡の道探究部会」編集委員会 2015年10月に古道の調査を目的として本会の専門部会「八幡の道探究部会」を立上げて活動しています。その一環として編集委員会を設けて約2年間の道標調査結果を取りまとめて題記の冊子を発刊する準備を進めていましたが、このたび予定通り発刊する運びとなりましたので概要をお知らせします。 八幡の古道を歩いてみると、当時の人々が生活する上で必要、かつ現在も貴重な道標(みちしるべ)が多く残されています。しかし残念ながら壊されたり、倒されたり、あるいは他所に移されたり、意味のない形で放置されているものも見受けられます。一方で八幡市に通じる市外の古道には、石清水八幡宮や八幡を目指す多くの道標が残り、現在も大切に保護されています。 本書は150年以上前の「江戸時代」に建立された八幡市内及び市外の「八幡道標」ともいうべき道標群を「昔と今を結ぶ掛替えのない歴史遺産として保護し」、「後世に引き継ぎたい」との強い願いから、現状を会員が自分の足で調査した結果をまとめて出版を企画・実施したものです。 1.刊行にあたって 2.江戸時代の八まん宮道 エリア 区分地図 3.道標群の紹介―以下の合計76基 ・八 幡 市 :22基 ・京都市内:8基 ・長岡京市:1基 ・大山崎町:1基 ・高 槻 市 :3基 ・茨 木 市 :1基 ・枚 方 市 :26基 ・交 野 市 :2基 ・寝屋川市:2基 ・四條畷市:3基 ・大 東 市 :2基 ・東大阪市:5基 4,八幡道標の調査を終えて 5.編集後記 是非、一人でも多くの方が冊子を片手に各地の江戸時代と現在を結ぶ八幡道標を訪ねられる事を願っています。道標に関心をもっていただくことが、道標の保護にもつながると確信し、最後の仕上げをしています。 掲載している地図は、現地で迷わないように道標設置の場所をピンポイントで示しています。 本書はA5版フルカラーで96ページになる予定です。本書は“本会で自家編集し、それをそのままネット印刷で本にする”ことで極力廉価で皆様にご提供できることを目指しています。 発行日は10月12日の予定で、10月例会(講演と交流の集い)会場でもお求めいただけますように準備中です。
by y-rekitan
| 2017-09-26 06:00
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