己の独自な法を作り出してこそ一流の芸とする考えは現代も生きている! 大坂夏ノ陣直後、家康から鷹ヶ峯の地を拝領した光悦は「舟橋蒔絵硯箱」、「白楽茶碗・銘不二山」の国宝を世に出し、宗達が下絵を描き光悦が和歌を散らし書きした「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」に代表される圧巻の書蹟を残している。 「世にいう琳派は茶人本阿弥光悦を源流としていて、彼の作品と並べれば光琳、乾山の素晴らしい創造も光彩を失う程である」と茶の本(岡倉天心)は伝えている。 (文と写真 谷村 勉)空白
by y-rekitan
| 2018-11-30 12:00
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