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◆会報第47号より-01 泰勝寺

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わが心の風景・・・(20)
昭乗の墓所 泰勝寺
所在地 八幡城之内


 ◆会報第47号より-01 泰勝寺_f0300125_20391183.jpg『八幡町誌』によると、明治維新時の神仏分離令によって廃寺となった男山中腹の滝本坊を、山下の平谷にあった瀧本里坊の地に復興改称した寺と紹介しています。
 瀧本坊は、寛永14年まで松花堂昭乗がいた坊で、昭乗はその2年後の9月18日に没し、同月21日に瀧本里坊の位牌堂傍に葬られました。大正2年に至って昭乗の墓石が民家から見つかったといいますから、墓所は相当荒廃していたことが伺えます。
 この昭乗の墓石発見の報を聞いた松方正義公爵によって遺蹟碑が建てられ、これが話題となり、大正3年に昭乗の遺風を顕彰する「松花堂会」が結成されました。同5年、昭乗翁の墓所及び菩提寺として起工。5年の歳月をかけ大正9年4月、落慶法要が営まれました。
 寺は、臨済宗、円福寺末寺の「滝本坊」と称し、寺号の「泰勝寺」は熊本の細川家菩提寺・泰勝寺の名をもらったといわれています。
 墓は、五輪卒塔婆の形をし、昭乗を中央に、右に師の實乗、左に弟子乗圓の墓の三基が石の台の上にあります。(絵と文:小山嘉巳)


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by y-rekitan | 2014-02-28 12:00
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