![]() 高 良 神 社 所在地 八幡高坊 ![]() この社を一躍育名にしたのは、兼好法師著した「徒然草」でしょう。第五十二段「仁和寺にある法師」で始まる石清水八幡宮を参拝した仁和寺のお坊さんのお話です。 だれでも一度は参拝した右清水八幡宮。まだお参りしたことがない自分が情けなく思い一人で石清水を目指します。参拝を終えて帰ると同僚に感想を語ります。注目したいのは石清水本殿と勘違いした高良神社を「聞きしにも過ぎて尊くこそおわしけれ」と言っていることです。当時、高良神社は荘厳な中にあったことが窺われます。 「そも、参りたる人ごとに山に登りしは何事かありけん」この「そも」とは、「それにしても」と訳され、多くの古語辞典でその例文となっているのが徒然草五十二段なのです。辞書にも登場する高良神社。八幡の観光案内で外せないところです。 (絵と文:小山嘉巴)
by y-rekitan
| 2012-11-28 12:00
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