高田 昌史 (会員) 本会は2010年4月6日に発足し今年4月に満5年を迎えます。この記念すべき節目の年に念願の会の旗ができあがりましたので、旗のデザインの狙いや制作までの経緯をご報告します。 この旗はこれから例会等の受付の目印や屋外例会の案内に使用します。また、他のイベント参加時には会のシンボルとして掲げ活用する予定です。 会員の皆様へ 待望の春を迎える季節となりました。花見の予定はいかがですか。会の旗揚げ(発足)も春、5年前の志水公民館での第1回目、16名の会合でした。「光陰矢の如し」この間、皆様方のご協力と、ご提案に守られ紆余曲折の活動でしたが満5年の節目を迎え、会員数も130余名の方々に広まり成長することが出来ました。会員皆様方の御蔭です。この度、幹事会にてかねてよりの懸案でした会の旗の作成が、石瀬さん、谷村さんの素晴らしい提案を中心に幹事の総意を反映し、八幡宮の御神矢を中心にした作品の製作が実現しました。 節目の五年目の数字は成長に繋がる縁起の良い時と言われます。四捨五入、10年先につながるからです。この良き節目に、鏑矢の風を切る音をバックに会員皆様共々、更に探究を深め未来に繋げたいと思います。今後ともご参加、ご指導をよろしくお願い申し上げます。 幹事代表 是枝昌一空白 ![]() そして旗の色は、八幡名産の筍が若竹になりそのまま真っ直ぐに天に向かって成長していく様をイメージして緑色としました。 当初は石清水八幡宮で授かる御神矢(破魔矢)と的がデザインされていましたが、矢の形状を戦闘等の合図に放たれる一番矢である鏑矢に変更して的はなくすることになりました。 ![]() 先端の鏑の形状は長円形で、中を空洞にして数個の穴があけられており、矢を射ると穴が風を切って音が出ます。 (2) 鏑矢について 鏑矢のイラストを提供された谷村さんに鏑矢と八幡についての説明及びコメントをいただきましたので、以下に掲載します。 鏑矢とはその形が蕪(かぶら)に似ていることから名付けられたようです。 (3) 旗の色 当初は八幡紫にする予定でしたが、他の会が既にこの色を使用した旗を持っておられることが判りましたので、他の八幡に縁がある色合いを検討しました。その結果、八幡名産の筍が成長して若竹になることをイメージ及びエジソンが発明した白熱電球のフィラメントに八幡の竹が使われていた事から、竹の鮮やかな緑色としました。 また、「緑」は若竹の緑として力強いですが、「緑の黒髪」や「みどり児」など生命の起源の色として昔から信じられ畏れ敬われる色です。 旗の色に触発されて「八幡の歴史を探究する会」が、力強く発展しますようにとの願いも込めています。 ![]() 末筆ですが、今回の会旗のデザインをしていただいた石瀬謙三さんに厚く御礼申し上げます。
by y-rekitan
| 2015-03-28 06:00
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