望月 充郎 (会員) 西山和気にある足立寺史跡公園の前に陸橋が架かっています。下は男山泉の方から橋本まで延びる幹線道路が走っています。 3月16日、歴史探訪ウオーク「平野山、西山を歩く」がありましたがその時、欄干の親柱に写真の文字を見つけました。 橋の東詰、西詰めの二カ所につけられた銅板製の立派なプレートです。おおぜいの人の間で、二文字目は何と読むのかと、話が盛り上がっていました。 私も、「言偏」のこの文字は何だろうと思いながら、帰ってから住宅地図で見ると「光法通橋」とありましたので、なるほど、二文字目は「さんずい」の「法」の異体字「㳒」。それにしても「さんずい」にはみえにくいなーと思っていました。 すると、当日京都市内から参加していたTさんから、これは「跨」ではないかとメールがありました。くずし字辞典を見ても「足偏」の「跨」の文字です。確かに道路を渡るのは「跨道橋」であり、線路を渡るのは「跨線橋」です。「ひかり(光)地区」にあるから「ひかりこどうきょう」。となると「通」の文字も「道」の方がぴったりくる、すぐに市役所の「都市計画課」に電話で尋ねました。やはり「光法通橋」であるとの返事でした。 そこで、「八幡の地名」について例会で講演(2011年7月)をしていただいた、文化財保護課の出口さんに見ていただきました。やはり文字は「跨」です。旁は「誇」「袴」の旁になっているとのことです。 後日また、市役所勤務時代に男山団地の開発に関わった「まちかど博物館・城ノ内」の高井さんに伺いました。高井さんにも、例会で男山団地開発についての講演をしていただいています。 高井さんに調べていただき、次のようなご返事をいただきました
by y-rekitan
| 2015-04-28 09:51
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