-閲覧者数がのべ7万人を超えています- 高田 昌史(八幡の歴史を探究する会 事務局、HP担当) 1.はじめに 八幡の歴史を探究する会は今年で11年目を迎えますが、その活動の様子を会の内外に広く知っていただくために始めた歴探ホームページ(以下ウェブサイト、サイトとも称します)も今年で7年目を迎えます。 ⇒https://yrekitan.exblog.jp/ ![]() 2.アクセスの状況 掲載の記事数も増え、現在の記事数は459件、濃密な内容の講演会記録をはじめとして今や他に類を見ない八幡の地域史データベースに成長しています。それにあわせてアクセスも増え、昨年末には図1に示すようにサイトへの来訪者数がのべ7万人を超えるまでになっています。 ![]() 当サイトはブログソフトをベースにはしつつもホームページ用の言語を多用しホームページ並みの画面構成としていますが、画面設計はあくまでもパソコンを前提としてきました。よってスマートフォンで閲覧するとそれを自動認識し、スマートフォンの画面幅に合わせた表示とはしてくれるものの、一部画像の表示等で見づらいところが散見されていました。これを解消するためにこのたび見づらい所を一斉に対策しましたので、これからはスマートフォンでも十分見て頂ける状態となったのではないかと思っております。ただパソコン版と異なりスマートフォンでは広告が頻繁に出て煩わしい(パソコン版では広告排除の契約としています)点が残念なところです。 3.記事を迅速に読むために 現在の記事数は459件ですが、その内訳は表2のとおりです。件数が多くなっても迅速に目的の記事にたどり着けることを狙ったページ遷移の構成としており、会報記事をアクセスしやすく、そして読みやすく提供するためにいろいろな仕組みを設けています。 ![]() (1)会報号別にアクセス トップ画面には会報号一覧のコーナーがあり、そこからワンクリックで任意の号報記事に飛ぶことができます。その後はスクロールのみでその号の全記事を一気読みすることができ、また前後の号にも移行することができます。 (2)連載記事を一気に読む またトップ画面には連載記事一覧のエリアもあり、そこから任意の連載記事の最初の記事に飛ぶことができます。そのあとは記事末尾の『この記事の続きは』をクリックして頂くとその連載記事を連続して読むことができます。 (3)講演会の記録、歴探ウォークの記事を一気に読む それぞれの記事一覧のコーナーが設けられており、任意の記録に直接アクセスすることができますが、ここでも各記事末尾の「次の講演会記録へ」等を辿って行くと歴代の講演会記録や歴探ウォークのレポートを連続して読むことができます。 (4)個別記事を直接読む トップ画面の「個別記事欄」には連載記事や講演会、歴探ウォーク以外の個別記事の一覧があり、任意の記事に飛ぶことができます。 (5)タグ機能で八幡のキーワードをまとめ読み 八幡宮等の八幡に特有のキーワードについてはそれにまつわる記事にタグ付け(紐付)しており、トップ画面右端のタグ一覧で選択して頂くと、後はまとめて一気にお読みいただくことができます。表3は現在設定されているタグと各々へのアクセス頻度をまとめたものです。 ![]() なおこの表は直近3か月間の集計でもあり淀屋の記事へのアクセスが突出していますが、これは先月号で前期淀屋、後期淀屋と銘打った力作の記事2件が並び好評を博した結果を反映したものです。 (6)そして任意の検索機能 八幡の歴史について調べ物をする際に役に立つのがこの機能です。任意のキーワードでサイト内の記事を検索することができますので、これからは利用の機会が増えるものと思われます。 以上、いろいろな仕組みを用意しているため、文章で読むとややわかりづらいかもしれませんが、まずはサイトのトップ画面に入っていただくと、後はずらりと並んだアイコンが導いてくれることになっています。なお念のため取説のコーナーも用意しています。⇒https://yrekitan.exblog.jp/20734514/ 4.記事ごとのアクセス集計とご紹介 このサイトでは記事別のアクセスが集計されており、毎月の集計でアクセスの多かった記事top3を選出しサイトトップの専用コーナーで紹介しています。思わぬ記事がランキング入りすることもあり、昔の記事を懐かしく再読するのも楽しみの一つです。なおできるだけ多くの記事にスポットライトを当てるために一旦top3にランク入りするとその後数か月は同じ記事のtop3入りを除外しています。 さらに四半期ごとには直近1年間のアクセスも集計しており、そのアクセスの多いもの20件を区分けして示したのが表4です。 ![]() 個別会報記事については毎回上位10件を年間アクセスtop10として抽出し、サイトの専用コーナーを設けて紹介しております。また”アクセスtop10”は前項で紹介したタグにも設定しているので、そちらから入っていただいても10件の記事を一気にお読みいただけます。 なおここで光格天皇が突出していますが、これは一昨年に平成天皇が生前退位を発表された際に、生前退位は光格天皇以来の200年ぶりと話題になり、ネット上で「光格天皇」の検索が急増したことによるものです。一時期は1日に50件前後のアクセスが続きましたが、今後もしばらくはアクセスtop10の常連の位置を占めるものと思われます。 5.サイトを通して広がる反響と深まる連携 ホームページのコメント欄への書き込みや、事務局へのメール、電話連絡等があることからも、このサイトが思っている以上に広範囲の方にお読みいただいていることがわかります。 サイトで見たからと言って集まりに参加申し込みされる他府県の方や、思わぬ団体からの情報供給の依頼が舞い込むこともしばしばで、京都府内在住の方を初め、新潟、東京、茨城、愛知、岡山、鳥取、また遠くは北海道札幌市からも連絡がありました。お問合せについてはできるだけ追加調査やご報告をさせていただいております。光格天皇の生母の生誕地である鳥取県のグループからは町おこしに情報を集めたいとの記事内容に関しての問合せがあるかと思えば、会報92号(2019年7月発行)に掲載した『本会発行冊子の道標記事が「学術データベース」に掲載されました』にもあるように、本ホームページで紹介した「江戸時代の八幡道標」冊子の写真提供の依頼が舞い込んだりもしています。 6.ふたつの付属サイト いわばこのサイトの別館といった位置づけで現在2つの付属サイトが設けられています。 ▼新歴探掲示板 ![]() この掲示板の特徴はメッセージを寄せて頂くだけでなく、写真の掲載や外部へのリンクが簡単にできることです。ご利用は容易であり、以下のリンクの取説をご参照いただきながら、これからも益々のお気軽なご利用をお待ちしております。会員以外の方のご利用も歓迎です。 サイトはこちらで⇒http://y-rekitan.bbs.fc2.com/、詳しいお取り扱いは ⇒http://yrekitan.exblog.jp/23244309をご参照ください。 ▼グーグルマイマップ;江戸時代の八幡道標 ![]() サイトはこちら⇒ http://bit.ly/2y5bADDで、詳しいご利用法はこちらに ⇒http://yrekitan.exblog.jp/28221307/ に掲載しております。 7.おわりに お陰様でこの八幡歴探ウェブサイトは、掲載記事数、アクセス数ともに順調に増加しております。記事数がここまで蓄積してきますと講演会記録や八幡の歴史探究の報告を始めとして会員の投稿記事等のいずれもが貴重な八幡の歴史のデータベースであり、これらの成果が後世に引き継つがれて行く一助となればと願っております。併設の各コーナーも含めて本サイトが広く本会の内外からアクセスされ続けるように、今後も更なる情報の充実と閲覧のしやすさを目指していく所存です。皆様からも情報や提案をお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いします。 なおこのサイトはブログをベースとして制作しているものですが、通常のブログでは使わないホームページ用のソフトウェア言語(html表記)を随所に用いることで、ブログの範疇を超えるホームページ並みの構成や読みやすさを目指して制作、運用してきました。このためそうした技術面や運用サポートを含めて、このサイトは開設から今に至るまで一貫して茨木市在住の田中満男氏の全面的な協力を得ていることを、謝意をこめてここに付記しておくと共に、引き続きのご支援をお願いする次第です。
by y-rekitan
| 2020-05-22 11:00
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