【天正七年(1579)~寛永廿年(1643)享年65】 ![]() 歌人として佐川田昌俊を著名にした歌に、 『吉野山花待つ頃の朝な朝な心にかかる峰のしら雲』 の一首がある。 江戸時代の随筆『翁草』に見える話に、とある日、将軍徳川家光が側近の永井尚政にみずから白扇に一首を書いて与えた。尚政は邸に帰るとすぐ昌俊を呼んで見せた。昌俊が拝見すると「これは有難い、身に余る幸せ」、「実はこの歌、昌俊が中院通村卿にさしあげた愚詠でござる」と、これを聞いた尚政は深く感じ入った。連歌師宗祇(そうぎ)の高弟である「柴屋軒(さいおくけん)宗長」は一休ゆかりの酬恩庵(一休寺)の地で最期を迎えたいと『宗長手記』に西行法師の「願はくは花の下にて‥‥」の如くその心境を歌に残す。寛永十五年(1638)淀藩を致仕した昌俊も一休縁(ゆかり)の酬恩庵の傍に不二山黙々寺を結び終焉の地とした。 (文と写真 谷村 勉)空白
by y-rekitan
| 2021-09-27 12:00
| 心に引き継ぐ風景
|
メニュー
検索
タグ
石清水八幡宮
神社[石清水以外]
石碑と由来
遺跡・古墳
八幡の寺院
墓地と墓石
松花堂昭乗
わが心の風景
橋本地区
八幡宮道
古道
古典詩歌
木津川
五輪塔
八幡宮の神人
三宅安兵衛
大谷川散策
豪商淀屋
八幡の自然
東高野街道
女郎花
吉井勇
エジソン
柏村直條
八幡八景
山崎橋
淀川
お亀の方
歴史Q&A
地蔵菩薩
伊佐家
御園神社
御幸道
神仏習合
八幡の祭り
松尾芭蕉
二宮忠八
昭和の八幡
物語の生まれ
流れ橋
南山城
四條隆資卿
八幡文学碑
昔話と伝承
高良神社
地誌
一枚の写真
横穴古墳
謡曲のふるさと
川の旅日記
記事ランキング
著作権についてのお願い
|
ファン申請 |
||