―江戸時代の八幡道標― を刊行しました 本会は2017年10月に各地の「江戸時代の八幡道標」を調査して76基を掲載の“「石清水八まん宮道」に誘う道標群”の初版冊子を刊行しました。 引き続き新たに各地で確認された道標を追加し増補を重ねてきましたが、この度、道標100基を掲載した冊子「増補版(第4刷)」を刊行しましたので紹介します。 下図は初版と増補版(第1刷~4刷)の表紙写真と刊行年月及び掲載道標数の纏めです、確認ください。(第4刷は表紙色を変更しました。) ![]() 「石清水八まん宮道に誘う道標群」冊子の第4刷を刊行することになりました。初版刊行以来多くの皆様から関心を持って、相次ぎ情報を寄せて頂きましたお陰で、第4刷の刊行に至りました。 今回、宇治市内の「八幡道標」を一基追加することができ、現在、一〇〇基以上の「八幡道標」を確認し、八幡市内には凡そ二〇基以上、周辺自治体では凡そ八〇基以上が確認されています。しかし、個人で保全されている場合などを含め、数基は公表できないものもあります。 「八幡道標」とは主に八幡宮へ案内する「道しるべ」であり、その道は天皇がみゆきされ、公家、将軍、武将も通う八幡信仰の道として、古来「八幡宮道」と呼ばれて、江戸時代には八幡の東西南北の出入口には「八幡宮道」と刻まれた石の道標も建立されました。八幡信仰の道に他の宗教施設を連想する道標などあろうはずがないのです。道標の形態は実に様々ですが、「地蔵菩薩」を掘り込んだ道標の多さには驚きました。「地蔵菩薩」が日本古来の道祖神信仰等と結びつき、町外れや辻々に建てられ、「旅の安全」と「町の結界」の守護神として盛んに建てられたようです。 石の道標群は、遠くは三百年の昔から八幡宮を案内した貴重な文化遺産です。八幡宮参詣者に何世代にもわたってその役目をはたしてきた貴重な道標群を「歴史遺産として保護する」と共に豊かな八幡の歴史に誇りを持って、正確に「後世に引き継ぎたい」との思いは今も変わりません。 令和四年三月吉日 八幡の歴史を探究する会 代表幹事 谷村 勉 1.江戸時代の八まん宮道道標のエリア区分地図 (京都市北区~大阪府松原市) 2.道標群の紹介―合計100基 ・八幡市:23基 ・京都市内:10基 ・長岡京市:1基 ・大山崎町:2基 ・宇治市:2基 ・京田辺市:3基 ・精華町:1基 ・島本町:1基 ・高槻市:3基 ・茨木市:1基 ・枚方市:28基 ・交野市:4基 ・寝屋川市:3基 ・四條畷市:4基 ・大阪市:1基 ・大東市:2基 ・東大阪市:8基 ・奈良市 :1基 ・松原市 :2基 既版冊子と同様に道標ごとに1ページにまとめた写真や解説と、エリアごとに道標設置の場所をピンポイントで示した地図で構成し、片手で持てるA5版フルカラーで123ページ(初版は96ページ)の体裁としました。 本書は極力廉価で皆様にご提供できることを目指し、すべて本会で自家編集し、それをそのままネット印刷しました。初版からページ数は約3割増加しましたが、会の直販価格1,000円に何とか据え置き出来ました。 また、インターネットでも道標位置が確認できる「Google マイマップ・江戸時代の八幡道標」を用意しており、 http://bit.ly/2y5bADD のURLでアクセスできます。 是非この冊子を片手に引き続き各地の江戸時代と現在を結ぶ八幡道標を訪ねられて多くの方々に関心を持っていただくことにより、必ず道標の保護につながるものと確信しております。 なお、増補版(第4刷)製作編集は、谷村 勉(道標調査)、高田昌史(冊子編集)が担当しました。 本書は国会図書館に納本し、八幡市民図書館や京都府立京都学・歴彩館及び京都府立図書館等に寄贈しています。
by y-rekitan
| 2022-03-28 07:00
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