第51回八幡市民文化祭 118号

第51回八幡市民文化祭に出展

高田 昌史(八幡の歴史を探究する会 事務局)

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 今年も令和5年(2023)10月28日(土)~29日(日)開催の市民文化祭に、昨年に引き続き八幡市文化センター3階ロビーに展示出展しました。文化祭には2014年以来毎年出展しています。
 今年の出展テーマは、「忘れない人物!二人展」です。また、「会の活動状況」も展示しました。

1.文化祭出展の趣旨

 今年は「忘れられない人物! 二人展」と題して、八幡の歴史にその名を残した二人を紹介します。まず、最初の一人が「大谷直」という人物です。明治維新の神仏分離令によって石清水八幡宮の、俗に四十八坊といわれる僧坊がすべて取り壊されました。しかし、ただ一つの僧坊が奇跡的に残りました。それが松花堂です。破却から救った大恩人はまず「大谷直」でした。「大谷直」とは一体どういう人物だったのか、明らかにしたいと思います。
 二人目は、「吉井勇」です。八幡では比較的有名な人物です。終戦後およそ三年間八幡月夜田の宝青庵で暮らした歌人です。吉井勇は当時日本を代表する文化人達と活発に交流していました。昭和二十二年十月、松花堂を舞台に志賀直哉、谷崎潤一郎、梅原龍三郎、吉井勇による戦後初めてといわれる座談会が行われ、当日は、ノーベル賞受賞直前の湯川秀樹や多くの文化人が集まり、奈良の文化サロンを牽引する東大寺観音院の上司海雲も足を運びました。

 私達「八幡の歴史を探究する会」は、一次資料を確認し、自ら現場へ足を運び、その時代の正確な歴史探究を試みて「後世に引き継ぎたい」との思いで活動しています。
                  令和五年十月         
                       八幡の歴史を探究する会

2.展示パネル

 「忘れない人物! 二人展」及び「会の活動状況」を各2枚の合計4枚のパネルに展示しました。(会場全景及び各展示パネルの写真参照)
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3.文化祭

 10月28日(土)~29日(日)の文化祭では、文化センター3階ロビーの本会の展示コーナーには約100名の来場者があり盛況でした。
 各パネルはスタッフが掲示史料や写真及び関連情報等を詳細に説明して、来場者の皆様には満足していただいたと思います。
 29日には大谷直のご子孫の方3人の方が来場されました。展示会場で本会のスタッフと歓談され、熱心に掲示写真や史料等をご覧いただきました。
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 また、会場のテーブル上には本会編集発行の「江戸時代の八幡道標」や「会報のバックナンバー」及び会の行事案内パンフ等を並べましたが、冊子や会報は多くの方が購入されました。

 以上、第51回八幡市文化祭出展状況報告です。来場市民の皆様には会期中に会の活動報告を通じて、「八幡の歴史と文化」についてお伝えしました。
 今回の八幡市文化祭展示発表により、本会の目的である「地域文化の進展と次世代への継承に貢献する」の活動が出来たと思います。
来年度の文化祭でも新たなテーマの展示発表をする予定です。

by y-rekitan | 2023-11-27 07:00 | 事務局だより
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